【動画編集時の必須基礎項目】見やすいテロップの作り方11箇条

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動画編集をしている治療家さんによくあるのが

  • 文字がなんだか見づらい
  • 配色が素人っぽい
  • しっくりくるテロップが作れない
  • 強調したい部分が上手く強調できない

ご自身では気付いていないかもしれませんが、周りから客観的に見てみると
このような印象を抱くことは少なくありません。

この記事では見やすいテロップとは何なのか?
そのことについて深く掘り下げてみようと思います。

では早速、見やすいテロップを作るコツについて語っていきたいと思います。

また、ここで紹介したテロップ素材の原本(PNG素材)をダウンロードできる様にしておきます。
記事購入者はぜひ活用してみてください。

コントラスト

まずテロップは視聴者に見てもらわないと話になりません。

見て、読んでもらう所までが最終目標です。

見られる前提で作らないといけませんので、テロップは必ず見やすくする必要があります。

では、【見やすいテロップ】とは何なのか?

一番最初にこの≪コントラスト≫を持ってきたのは、最も重要でテロップを作成する上で根本となる考え方が≪コントラスト≫だからです。

コントラストとは?

コントラストとは、主に【色味】のことを指すことが多い印象です。

ですが、ここで言う【コントラスト】とは『差』という定義になります。

コントラスト(contrast)とは、

並置されているものごとや近縁のものごとと、著しく異なっていること。「対比」。
色・トーン・形などの差違のことで、視覚効果(en:visual effect)、デザイン、イメージなどに役立てられるもの。視覚的な特徴の差。
モノや人に関して、他との著しい質の差。

Wikipediaより

この様に、コントラストとは【色】だけでなく、大きさや形など【視覚的な差】そのものを言います。

つまり、ここで言うコントラストは、【映像とテロップの差を明確にする】ということで認識していただき、
それを覚えておいてください。

動画におけるコントラスト

僕がこの様に考えているというだけであり、全世界の常識か?と言われるとそれは怪しいので
あくまで、『見やすいテロップを作るためのコントラスト』というような認識に留めておいてください。

動画におけるコントラストの種類として考えられるのは

  • 明暗差
  • 色味の差
  • 輝度差
  • 大きさの差

これらの【差】を更に細かく解説していくのが
ここ以降の項目になります。

分かりそうで分からなさそうな用語が並んでいますが、
全ての項目を理解していただければ、見やすく伝わりやすい動画を作れる様になります。

【Before】

【After】

上記動画のビフォーアフターでは、色選択の面でも差が出てしまうのですが
必然的に2色使う場合は、1.片方は明るく片方は暗いという使い方か2.片方は濃く片方は薄いという二通りになります。

明るい・暗い、濃い・薄いと言葉で説明しても実際に目で見ると意外と境界線がハッキリしないことが多々あります。

そんな時に使えるのが【カラーパラメータ】です。

カラーパラメータ画像

画像を作ったり、動画を作ったりしているときにカラー選択画面で上記のような四角を見たことはないでしょうか?

このパラメータを見ながら、選択されたカラーから縦軸または横軸で遠い色を選んでおくと比較的コントラストは強めに出る傾向になります。

※ただし、蛍光色の様なカラーの場合濃薄の差は出にくくなる場合があります。

実際にご自身の画像編集ソフトや動画編集ソフトでカラーを選ぶとき
パラメータを少し意識して色を選択してみてはいかがでしょうか?

コントラストを強めに出すことができる様になるので視聴者がテキストを認識しやすくなってくれることでしょう。

暗いと暗い

暗い色と暗い色の組合せ

このような組合せで画像を作る人は恐らくいないと思いますが
上記のように暗い色同士の選択は非常に見づらくなってしまいます。

おわかりいただけると思いますが、この場合の対策としては

【片方を『明るく』する】

もうこれ一択です。

暗い色と明るい色の組合せ

このように、暗い色に重ねるべきは明るい色ということになります。

しかし、ここで注意していただきたいのが
例え明るくても『濃い色』は「暗い色」と相性が悪い
ということです。

ここが配色の難しい所で、明暗だけでなく【色の性質】も加味していく必要が出てきます。

暗い色と濃い色

このように薄い・濃い・明るい・濃いは
それぞれの要素が補完しあったり干渉しあったりします。

詳しくは配色の部分でも触れますが、色の組合せを考慮した【明暗差】【濃薄差】の感覚を身に付けていく必要があります。

背景との差

ではコントラストの概念を理解していただけたところで
次に実際の撮影環境から考えられる状況を考慮しながら
更に考慮すべき要素を挙げていきたいと思います。

実際に動画を撮影すると、この記事のように背景が【白】であるとは限りません。
というか【背景が真っ白】なんてことはほぼないと思います。

そうなんです。

【動画を撮影した状況の背景】を考慮してテキストカラーを選択していく必要があります。

暗い治療院や白い壁の治療院、或いは暖色系の蛍光灯で統一している治療院。

色々条件は様々です。

明るい背景に白い文字

治療院やエステでは白いタオルを使っている所もありますよね。
お客さんにタオルを掛けた状態で撮影した場合はこのような結果になってしまいます。

白タオルがあるのに白文字を使う人はいないと思います。

明るい背景にい黒い文字

ここまで極端な例は少ないと思いますが
全体的なデザインのイメージはこのようなものになります。

では、治療院とは関係ないですが別のパターンを見てみましょう。

色の濃い青に白い文字

この様に全体的に色味が濃い状態で撮られた映像や画像に白文字を挿入すると
シンプルなデザインで、男女共に受け入れられやすいテキストを作成することができます。

奇抜な色を使うと、編集者のセンスが出てしまい
見ている人によっては違和感を覚える人もいます。

色の濃い青に黄色文字

この様に【青+黄】は比較的相性が良くコントラストもハッキリします。
色味の組合せを選ぶ詳しい話は【配色】の部分でお話しますが、

コントラストをハッキリさせる【相性が良い色の使い方】というものも存在します。

フォントサイズ

一番最初にコントラストの話をしたと思います。
一般的に【コントラスト】という言葉からは『色味』のイメージが強いと思います。

しかし、ここで言う【コントラスト】は【差】である。
という概念を指します。

つまりこれは、【色の差】だけでなく【大きさの差】もコントラストに含まれます。

そして、この【文字の大きさの差】を有効活用することで
これもまた、強調したり読みやすくしたりすることが可能です。

フォントサイズ統一

特に強調する必要も無く、重要でもないようなテキストであれば
全ての文字サイズを統一した方が一体感があります。

特に印象に残ることもなく流し見して
違和感としても残らないことでしょう。

フォントサイズを一部変える

【ただのバカ】を強調するために、その部分のサイズを特に大きくしました。
また、何の話か?を理解してもらうため、【巨乳】【カップ数】の部分もやや大きくしました。

接続詞を挟んであえて単語や一部の発言を大きくしたことで
強制的にその部分に目が行くようにすることができます。

画像や動画に挿入するフォントサイズを調整することで
印象を操作したり、視聴者の視線を操作したりすることができるのです。

フォントファミリー

さて、初めてコントラストとはあまり関係ない要素の話をしていきたいと思います。

たまに僕が他の人の動画を見ていて『なぜこのフォントをチョイスしたんだ?!』と感じることがあります。

初心者にありがちですが、色々なフォントを使いすぎてしまっているパターンです。
では【このフォントなら間違いない】という様なものはないのか?

まずここで、普段から僕も使用することの多いフォントを
リンクと共にピックアップしておきます。

これらのフォントは全て無料で使用可能です。
また、商用利用も可能となっていますのでどんな場面でも使用することができます。

実際に僕も使ったことがある or 現在進行形で使用中なフォントです。
ぜひインストールしてみて下さい。

また、これらのフォントには全体的に法則があります。
その法則に則って使用するフォントをチョイスしていただければ
ご自身でフリーフォントや有料フォントを導入しても良いと思います。

  1. フォントを構成するラインが太い
  2. シンプルでパッと見で何の文字か認識できる

この二つをなるべく守った状態でフォントを選択すると
視聴者は違和感なく、スムーズに文字を認識でき、尚且つ印象を悪くしないで済みます。

またこれらのフォントには、各種太さが設定されています。
場面によって選択する太さを変えるとより印象的にすることができますが
基本的には【太めのフォント】を使っておくのをオススメします。

太さの種類としては

M+fontフォントファミリー

フォントファミリーとしては【light】【medium】【bold】の3種類しかないものも少なくありません。
また最も細い【light】自体設定がなく、【medium】と【bold】の2種類だけのフォントもあります。

その点、このM+フォントはなんと7種類の太さが標準で用意されています。

上記で紹介したフォントのほとんどが種類の豊富な太さを用意してくれていますので使い勝手も抜群に良いです。

また太さの名称に関してはM+フォントのように【thin】などを使う場合もありますし
【ExtraLight】などを使われる場合もあります。

これは、各種フォント開発者によって異なりますが、基本的には見れば分かりますし
英語でなんとなく意味も理解できると思います。

モリサワフォントファミリー

僕が主に使用している有料フォント大手の【モリサワフォント】が提供している【新ゴ フォント】はなんと8種類の太さがあります。
これは年間サブスクで6万位します…。

配色

さて、再度コントラストの話に戻りたいと思いますが
ここまで理解していただいているという前提で、より高度な話をしていきたいと思います。

この項目では配色について考察していきます。

配色とは、、、【=色の組合せ】だと理解して下さい。

冒頭の【背景との差】の項目でも若干触れましたが
ここで更に深掘りしていきたいと思います。

まずはじめに、動画を編集し始めた時に最もやってしまいがちな行為が

【多数の色を使う】

ということです。

画像や動画にテキストを挿入し
一部のカラーを変更すると言うことは
その部分を強調したいという意図を含んでいると思います。

こちらは僕が作成した動画の一部抜粋になります。

OKパターンの配色

【リスティングプラス】というリスティング広告の運用をされている会社さんとのコラボ動画になります。

リスティングプラスさんはロゴをはじめHPの所々に黄色を使用しており
恐らく企業カラーが【黄色】ではないかと推測されます。

その会社とのコラボ動画になりますので、
一応忖度し相手の企業カラーをメインのカラーに使用しました。

その中で、話している人間がトータル5人いるため
喋る人間それぞれに合わせてボイスフォローのテロップカラーを変更
尚且つ強調したい部分の色味も変えております。

ここで使用しているカラーは

  1. グレー
  2. ピンク(話す人間により変化)

以上の4種類になります。

白及び黒(グレー)は構成上絶対に必要な色となるので
その2色を省くと使っている色は【黄色】と【ピンク(話す人により変化)】の2色になります。

では次の画像はいかがでしょうか?

NGパターンの配色

一つの画面に映っている色の要素が

以上の6色になります。
白と黒を除いたとしても4色の色が一画面に存在します。

最初にお見せしたリスティングプラスさんとの動画の2倍の配色になります。
しかも最悪なことに、一番最初に説明した【濃い】【薄い】【暗い】【明るい】の法則も完全に無視し

【暗い】の≪黒≫に【暗い】の≪紫≫を合わせていたり
【暗い】の≪黒≫に【濃い】の≪赤≫を合わせていたり

見にくい要素をこれでもか?
と詰め込んでいる状況になります。

あえてこの違和感・見づらさを演出しているのであれば問題ありませんが
もし治療院の先生がこの演出をしてしまうと、
お客さんからは『この先生の動画なんか見づらい』という印象だけを与えてしまい
恐らくなんのプラスにも働かないでしょう。

色の選び方に迷ったらまず【白】と【黒】をベースとして
そこに【1色 or 2色だけ足す】という考え方で作ってみてください。

デザイン業界には色を選ぶタイミングで

  1. メインカラー
  2. ベースカラー
  3. アクセントカラー

このような3つの色味の概念があります。
これらを頭に入れておくと色の選び方が非常に楽になります。

メインカラー

背景色など全体的な画のベース(基本)となるカラー。
このカラーが締める割合を70%前後の割合にしておくのが基本となる。

ベースカラー

文字色などベースカラーに重ねることを前提として
ベースカラーと対になる様な色を選ぶ。

このカラーの締める割合が全体の25%前後にしておくのが基本となる。

アクセントカラー

ポイントや強調したい部分に対して使用するカラー。
【メインカラー】または【アクセントカラー】に対する補色を選択することが多い。

このカラーが締める割合を5%程度にしておくのが基本となる。

【メインカラー】【ベースカラー】【アクセントカラー】それぞれの要素が
70:25:5の割合で作り込まれるのが原則と言われていますが
これは、デザイン業界、主に印刷や画像(バナー)作成の分野だと個人的には感じています。

動画におけるこの割合は
【50:40:10 】or【45:45:10 】くらいだと認識しています。

【ベースカラー】と【メインカラー】はほぼ同じような割合
そこに強調用として【アクセントカラー】を所々使用していきます。

実演

テキストだけの説明だと少し分かりづらいかと思いますので
実際に色を選択していく過程をお見せしたいと思います。

個人的趣向になりますが、
僕は基本的に【白文字】を多用します。

理由としては、【どんな動画にも合わせやすい】これだけです。
ということで、【白文字】を使い重ねていきます。

色の選び方01

まずはボイスフォローをはじめ、画面下1/3に挿入するテロップを白文字で挿入します。
(個人的に白が好きだから)

この時点では挿入した白文字が見づらいだけなので
文字と背景との間に境界線を【メインカラー】で挿入していきます。

色の選び方02

ここではスイーツの話題(というテイ)なので
女子が違和感を抱かないように、とりあえずピンクを選択します。

この時点で、【メインカラー】:【アクセントカラー】=50:50 の状態です。

色の選び方03

強調したい部分にアクセントカラーとして色を付け足します。
この場合、ピンクに対する補色を使用してアクセントカラーを選択することで
【ピンク】と【アクセントカラー】にコントラストが出て、より強調させることができます。

最後に、何の動画か一目で分かる様に
画面上部に映像のタイトルを挿入していきましょう。

色の選び方04

これで全体的に締まった画になったと思います。
画面下部のテロップに加えて上部のテロップ(ショルダーテロップ)を追加したことにより
全体的に見栄えが良く、ちょっとした番組っぽく仕上げることができます。

このショルダーテロップに関しては後述します。

この実演では

  1. グレー
  2. ピンク

以上の4色を使用しています。
白を土台としてグレーでテキストをまとめ
背景との境界線にピンクを使い
アクセントカラーとして黄色を使っています。

それぞれの役割を意識した状態で色選択を行うと
全体がすっきりして見やすい画面を作ることができます。

アウトライン

アウトラインとは【文字の枠】のことを言います。
【境界線】と言ったり【エッジ】と言ったり、動画編集ソフトによって
言い回しが異なる場合が多いですので、全て同じ意味だと考えてください。

このアウトラインも有効活用すると

  1. テキストを読みやすくする
  2. 色味によって様々な印象を与える

このような効果が期待できます。

テロップを作る際は、原則アウトラインを入れる前提で考えておきましょう。

現在リリースされている動画編集ソフトは
恐らくほぼ全てのソフトで1つはアウトラインを設定できるハズです。

アウトラインなし

まずはアウトライン無しの場合。
白い雪の背景に白い文字を挿入するという暴挙は
まずやる人いないと思います。

でも実は、例え背景が白でも白いテキストを入れることは僕だと多々あります。

そんな時に使えるテクニックがアウトラインなのです。

アウトラインサンプル01

アウトラインを入れるとしっかりテキストのエッジが出てくるので
文字自体が読みやすくなりました。

ですが少し固いというか、ありきたりというか。
もう少し印象的な雰囲気を演出したい。

そんな時に使うのが境界線をぼかす方法です。

アウトラインサンプル02

動画編集ソフトによってはアウトラインをぼかすことができない場合もありますので
その場合は【ドロップシャドウ】(=影、シャドウ)を入れるとこのような形を作ることができます。

この境界線は使い方は自由で上手く使うと
シリアスな場面からポップな場面まで使い分けることができる様になります。

アウトラインサンプル03

この様に最終的にはアウトラインと文字の色、更にドロップシャドウ(=影)を全て複合的に応用して、
より印象的にテロップを作成できる様になります。

ザブトン

テロップを見やすくする方法は【アウトライン】だけではありません。
むしろ【アウトライン】は少し≪センス≫が問われる部分があり
視力や見ている端末によって見にくい・見やすいが分かれる部分でもあります。

しかし、ここでご紹介する【ザブトン】
これは、『誰でも』『どこでも』『一発で』テロップが見やすくなる方法です。

【ザブトン】とは皆さんが想像する『座布団』と同じ認識です。
テキストの下に敷くので【ザブトン】と言います。

このザブトンは『もう本当にどうしようもない!』
となったときに最終手段で使ってみましょう。

他にもテロップベースとか言う場合もあります。

ベース= 基本・基礎・土台
という様な意味があります。

そうです。『テロップ』の『土台』です。

テロップベース01

このように、通常白文字は普通に入れるだけでは全く見やすくはありません。

かといって、この画像の様に色味が複雑に絡み合っている場合は
黒文字に変えた所で大した変化は望めません。

テロップベース02

このような場面の場合はアウトラインを入れてしまった方が早いのですが…。
アウトラインをあえて入れないでザブトンを使うとこうなります。

テロップベース03

いかがでしょうか?
もう、画の背景がどうとか、アウトラインがどうとか
問答無用で文字が浮き上がりました。

一見違和感があるように思える方もいらっしゃるかもしれません。

ですが実はこの手法
TVバラエティ業界でも良く使われています。

例えば
水曜日のダウンタウン
採用!フリップnews
ダウンタウンなう(昼間からはしご酒)

意外と知っている番組もあるのではないですか?
プロの映像制作現場でも採用されるこの手法。

ベースとする部分の色選択でセンスは分かれますが
テキストをとにかく読みやすくさせるという観点だととても良い方法です。

ワンポイントテクニックですが
水平に使うだけだと、野暮ったくなりがちですが
少し右肩上がりに挿入すると印象がまた変わります。

特に強調させたい部分で強い口調の場合
この様に右肩上がりで挿入すると
より強い印象を与えられるかもしれません。

後々ザブトンとして使えるPNG素材を販売していこうと思っていますので
ご自身で自作ができない場合はぜひご検討ください。

センテンス

強調部分を抜粋してテロップを入れる場合は気にする必要ありませんが
ボイスフォローのテロップを入れる場合は
【一度に入れる文字数】に関しても注意を払う必要があります。

センテンスの例

あまりにも長いボイスフォローテロップを入れてしまうと
非常に見づらくなってしまい、強調部分も上手く強調されません。

どこかのタイミングで一旦区切り、
次の喋りはじめのタイミングに合わせて
再度表示し直した方が良いです。

この辺りは喋り手さんとの兼ね合いも出てきます。

このことを知っておくと
『どれくらい喋れば、どんな風に改行できるかな?』
が分かる様になり

【編集のしやすい喋り】を手に入れることもできるようになります。

喋り手さんが編集を少しでもかじったことがあると、非常に編集がスムーズに進みますので
このことは喋る側も編集する側も双方で重要なことになります。

ショルダーテロップ

さて、それでは【配色】のパートでチラ見せしたショルダーテロップについて解説していきます。

ショルダーテロップとは、読んで字の如くショルダー=肩に付けるテロップです。

通常、ニュース番組などでは
右側にそのニュースのタイトル、左側に現在時刻などを掲載しています。

バラエティ番組でも同様に右側に現在進行形の企画タイトル
左側に企画に対する補足やキャッチコピーを挿入して演出をおこないます。

左右は簡単に反転することがありますし
どちら側に何を載せなければいけないという厳密な決定事項はありません。

ちなみに生放送や生配信などでは、右上 or 左上 に【LIVE】の文字が入ることが多いです。

ショルダーテロップデザイン01

デザインに決まりは無く、

見やすいという目的や動画のイメージに合わせて。
とにかくデザイン性を重視して。

作り方は様々です。

とにかく【今何の話をしているのか?】【ここで何を特に伝えたいか?】などを
途中から見た人に最低限でも伝わる様なデザインを作れば良いと思います。

デザイン

さて、ここまで各要素のそれぞれの方向性や考え方をお伝えしてきました。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。

では、ここからが本題です。

【それ、自分で作ってみよう】

です。
動画のテロップでも基本は自分で作らないといけません。

こんなこと言うのも良くないのですが、
ぶっちゃけどこからダウンロードしてパクってもほとんどバレません。

というか、こういうデザインなんてどこかしら似通っていたり
パターンも複数しかないから結局どこか似てしまうものです。

一応、僕も発信をしている側なので
パクってきてはいるのですが、自分なりのエッセンスを付け加えて
100%全部パクりという風にはならない様心がけています。

やはり参考になるのはバラエティ番組です。
一時期よく参考にさせていただいていたのが【ヒルナンデス!】です。

こちらは昼間の時間帯に放送しているバラエティ番組ですので
昼間自宅にいる主婦に向けてコンテンツやデザインが構成されています。

そのため、クライアントのターゲットによっては
ここからデザインを参考にさせていただくのが良いと思います。

シンプルで真似しやすいのにも関わらず
色の使い方やテキストの出し方など飽きない工夫が色々と施されています。

他のバラエティ番組は非常に参考になりますので
普段からTVを見る習慣が無い人も多いと思いますが
TVの内容を楽しむというよりも、
様々なデザインを勉強するという目的で見てみるのはいかがでしょうか。

次にショルダーテロップでよく参考にさせてもらっているのがShutterStockです。

ShutterStockは有料の素材販売サイトなのですが、
僕はここで【買う】のでは無く【見る】ことに徹しています。

これに関しては『僕だからできる』という要素が非常に大きいかもしれませんが
ShutterStockで素材を【見て】そこから企画・内容に合ったものを【作る】という工程になります。

ゼロから自分で作り出すのは非常に労力のかかる作業ですので
ShutterStockから色々と要素を発見し
その中からいくつかを複合させて新しい物を作る。

という様な工程にしています。

もし興味があればShutterStock、ぜひ覗いてみてください。

シンプルなデザイン(ダウンロードリンク付き)

さて、ではいくつか参考になるサイトや番組をお伝えしましたが
ここではもっと具体的にデザインの話をしていきたいと思います。

デザインと聞くと難しく感じるかもしれませんが
実は【いくつかの要素の複合】でしかありません。

これを知っていると
『あ、意外と簡単じゃん』
とデザインをするのが楽しくなるかもしれません。

四角

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シンプルな四角デザイン

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台形四角なデザイン

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矢印の様な四角デザイン

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シンプルな角が丸い四角デザイン

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2辺だけ角が丸い四角デザイン

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角が完全に丸い四角デザイン

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この様に【四角】のデザインを取ってもバリエーションは多岐にわたります。

1辺だけの形を変えたり、複数辺の形を変えるだけでいくつものパターンをクリエイト可能です。

四角の中に入れるテキストのコツとしては
センター揃えで四角の中心にテキストが来るようにすることはもちろん
2行にする場合は、1行目を【サブタイトル】と設定して2行目を【メインタイトル】
というような形で役割分担させる方が良いです。

また、【サブタイトル】に設定した方は
【メインタイトル】に比べてややフォントを小さくすることでバランスが整います。

さらに、2行にする場合
1行目を【左揃え】にするか【右揃え】にするかでも
バリエーションを増やすことが可能です。

今回(2020/12/28時点)では【青】をベースとしたもので配布していますが
順次別のカラーも拡充していきたいと思っています。

ライン

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シンプルなライン

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1辺が矢印になっているライン01

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1辺が矢印になっているライン02

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ドットライン

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テキストの下にラインを置くだけでも【しっかり作ってる感】は演出できます。

ただし、文字とラインとの隙間や挿入する文字の長さによって
バランスが崩れて違和感に繋がる場合もあるので
サンプルも一緒に重ねていただき全体のバランスは整える様にしてください。

複合デザイン(ダウンロードリンク付き)

テロップデザインとは、基本的に上記の【四角】及び【ライン】そこに【サークル(丸)】を組み合わせて作られているだけになります。

各要素の【位置】【色】【サイズ】【透明度】など
少しだけ変化させることで無限にバリエーションを生むことができます。

四角+四角

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四角を重ねたデザイン

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四角を重ねて少しずらしたデザイン

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四角を並べたデザイン

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角丸の四角を重ねたデザイン

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四角を並べてナンバリングするデザイン

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四角少しだけ重ねたデザイン

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四角を重ねて少しずらしたデザイン02の白背景Ver.

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四角を並べてナンバリングするデザインの白背景Ver.

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四角少しだけ重ねたデザインの白背景Ver.

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四角を重ねたデザインの左配置

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四角を重ねて少しずらしたデザインの左配置

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四角を並べたデザインの左配置

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四角を重ねて少しずらしたデザイン02の白背景Ver.左配置

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四角を並べてナンバリングするデザインの白背景Ver.左配置

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四角少しだけ重ねたデザインの白背景Ver.

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メインタイトルの四角を中心と考え、
上下左右に配置を換えるだけでも、オリジナルのデザインとして使うことができます。

ナンバリングをしているパターンは【トピックが複数ある時】に非常に有効で
『~をした理由5パターン』等という動画の場合
【01:!@#$%^&*】
【02:*&^%^&$##】

というような形で箇条書きのような構成が可能ですので
視聴者にも非常に伝わりやすく作ることができます。

また、これらの背景素材は10%程度不透明度を下げる(10%透明度を上げる)
撮影素材の背景も少し見せることができて、透けた感じがまた違う印象を与えてくれます。

四角の組合せはショルダーテロップだけで無く、ワンポイント強調などに使うボトムテロップにも有効です。

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四角を重ねたボトムテロップデザイン

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上に小さい四角を並べてアクセントにするデザイン

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上下に四角を並べ帯状にするデザイン

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ちなみに、【テロップベース】や【テロップ ザブトン】などで検索すると
無料で素材を配布してくれている人は非常に多いです。

ただ、非常にポップな(やすっぽい)感じのデザインが多いです。
意外とそういったものは使い勝手が悪く、シンプルなものの方がどんな動画にも合わせやすいです。

僕の方で配布する素材は、【シンプル】且つ【見やすい】を条件にしていきます。

四角+ライン

≪ライン= 縦を細くした四角≫みたいな認識だとよりデザインの幅が広がります。

四角にラインを組み合わせるのは非常に変化を付けやすい手法になります。

僕も、あまり予算が無い人の編集でテロップを自作したい
という場合は、この方法で『とりあえず作りましたよ』感を演出しますw

※ダウンロード時は背景が透過されたPNG形式になります。
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左にちょっとだけラインを重ねたデザイン

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左に高さを揃えたラインを並べたデザイン

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トップにラインを並べたデザイン

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下にちょっとだけラインを重ねて幅が短いデザイン

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センター揃えのラインを重ねたデザイン

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四角の中にラインを入れて2行に分けるデザイン

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左にちょっとだけラインを重ねたデザインの白背景Ver.

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左に高さを揃えたラインを並べたデザインの白背景Ver.

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トップにラインを並べたデザイン

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下にちょっとだけラインを重ねて幅が短いデザインの白背景Ver.

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センター揃えのラインを重ねたデザインの白背景Ver.

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四角の中にラインを入れて2行に分けるデザイン

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左にちょっとだけラインを重ねたデザインの左配置

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左に高さを揃えたラインを並べたデザインの左配置

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トップにラインを並べたデザインの左配置

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下にちょっとだけラインを重ねて幅が短いデザインの左配置

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センター揃えのラインを重ねたデザインの左配置

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四角の中にラインを入れて2行に分けるデザインの左配置

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左にちょっとだけラインを重ねたデザインの白背景Ver.左配置

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左に高さを揃えたラインを並べたデザインの白背景Ver.左配置

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トップにラインを並べたデザイン左配置

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下にちょっとだけラインを重ねて幅が短いデザインの白背景Ver.左配置

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センター揃えのラインを重ねたデザインの白背景Ver.左配置

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四角の中にラインを入れて2行に分けるデザイン左配置

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四角+丸

【丸】単体だと使い勝手はあまりよくありませんが、丸と四角を組み合わせると一気にレベルが上がった様な印象を与えられます。

※ダウンロード時は背景が透過されたPNG形式になります。
※背景素材のみになりますのでご自身でテキストを挿入してください。
※PCでアクセスし右上の【ダウンロード】をクリックしてください。
※全てまとめてダウンロードはコチラ

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四角と丸を組み合わせたデザイン01

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四角と丸を組み合わせたデザイン02

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四角と丸を組み合わせたデザイン03

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四角と丸を組み合わせたデザイン02

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複合応用デザイン

【四角】【ライン】【丸】などを複数、複合的に組み合わせると非常に豊富なデザインを構築することができます。

しかし、ベースはそれぞれの要素の組合せでしかないので、原則を分かっていると作り方も簡単で分かりやすいです。

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※背景素材のみになりますのでご自身でテキストを挿入してください。
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四角を二つ並べてを丸を組み合わせたデザイン01

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四角を二つ並べて一つを矢印のように変化させ丸を組み合わせたデザイン02

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四角を二つ重ねて片方にラインを伸ばしたデザイン

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四角を二つ並べてを丸を組み合わせたデザイン01の左配置

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四角を二つ並べて一つを矢印のように変化させ丸を組み合わせたデザイン02の左配置

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四角を二つ重ねて片方にラインを伸ばしたデザインの左配置

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テキストの置き方や大きさ、フォントウェイトなどは記事中に掲載しているサンプルを参考にして作ってみてください。

『高さが中心に揃っていない』 『左揃えになっていない』
など、テキストのちょっとした配置で、同じ画像を使っていたとしても印象が変わってしまうことは多々あります。

順次各テロップのバリエーションは拡充予定です。
追加の度に通知を行くと思います。(システム上行かなかったらスミマセン。。。)

セーフマージン

さて、ここまでいくつか僕が自作したテロップを見ていただいたり
作り方のベースとなる考え方を見ていただいたりしました。

僕が作ったテロップは、そこまで違和感を覚えるものは少ないと思います。

というのも、この章でお伝えする【セーフマージン】という概念を前提に作成しているからです。

※【セーフティエリア】や【セーフティマージン】という別称もあります。意味は同じです。

この【マージン】という概念は、放送局が番組を作る時のレギュレーションの一つで
地上デジタル放送になった今は、そこまでシビアになる必要は無いのですが
アナログ放送時代は非常に重要な要素の一つとして認識されていました。

地デジになった今なら関係ないのでは?

と思われる方もいらっしゃると思います。

この時代は【映像を破綻無い状態で家庭のTVに届ける】という理由で
このセーフマージンが設定されていました。

当時ブラウン管でTV番組を視聴していた各家庭では
メーカー毎に圧縮方法や表示方法が異なり、
A社のTVでは横が見きれる、B社のTVでは縦が見きれる。

など、メーカー毎のTVで表示が異なることが多かったのです。

現在の地上デジタル放送では、1920×1080のフルハイビジョン放送、アスペクト比(画面の縦横比)は16:9でほぼ統一されていますので、どの家庭でも同じように表示されます。
(映画は2.35:1など、媒体によって若干異なるが、地上はは16:9で統一されています。)

セーフティエリア、セーフティマーカー

視聴者のテレビ画面上で確実に表示される領域で、安全フレームとも呼ばれる。テレビ受像機、特にブラウン管テレビはメーカーや機種間の違いによって、表示フレームの領域が微妙に異なる。そこで、あらゆるメーカーや機種を想定して、確実に画面上に表示される領域のことをセーフティエリアといい、制作者のモニター画面上にこの領域を表示するのが、セーフティマーカーである。(後略)

一般社団法人 日本ポストプロダクション協会「ポストプロダクション技術用語集」第5版 88Pより引用(2013年発行)

現代では気にする必要がない概念なのに、なぜこれを考えながら作る必要があるか?

それは、『バランスが良いから』です。

この【セーフマージン】という考えのもと、テロップを作成していくと
非常に全体のバランスが整います。

丁度良い余白
丁度良い位置
丁度映像に邪魔にならない

なんとなくおさまりが良いのです。

まずは比較してみましょう。

セーフマージンを考えた配置

これは先ほどもお見せしました。
特に違和感はないと思われます。

ではこちらはいかがでしょうか?

セーフマージンを考えない配置

とりあえず要素を配置すればいいや。
で、このように画づくりをしている人は意外と多く見受けられます。

右上のショルダーテロップは端によりすぎて、
『上』及び『右』に余裕が無く詰まっています。

左上のショルダーテロップも同様です。

ボトムテロップに関しては
違和感が少ないものの、もう少し画面下部に余裕があっても良いと感じます。

あと、恐らくですがあそこまで下に入れてしまうと
YouTubeで再生した場合『再生バー』にテキストがかぶっていると思います。

このように微妙なポジションですが、与える印象は結構大きいものになります。

2種類のマージン

このマージンには種類が2種類(厳密には3種類)あります。
それぞれの言葉を知っておく必要は無いですが、
各々の位置関係を覚えておくと良いでしょう。

アクションセーフ

TV画面全体を100%と考えたとき、タテヨコ10%ずつ入り込んだ領域
画面サイズで言うと90%の領域に相当する。

昔までは厳密に90%と決められていましたが、
現在では95%~90%の領域で利用されることが多いです。

ソフトによって、93%だったり90%だったりまちまちです。

アナログ放送時代では
このアクションセーフより外側の領域はほとんどの場合表示されないよ。

という認識の領域でした。
そのため、この領域より内側に要素を配置する必要がありました。

タイトルセーフ

TV画面全体を100%と考えたとき、タテヨコ20%ずつ入り込んだ領域
画面サイズで言うと80%の領域に相当する。

現在では90%~85%程度の領域を指すことが多い。

前項のアクションセーフは、基本映らないので何も配置しないように。
というような認識です。

このタイトルセーフは
『場合によっては映るし、場合によっては映らないし。映ったり映らなかったりするから、もし映らなくて画が破綻しちゃう様な要素はこの領域より内側に入れてね』
という様な認識です。

例えば、【時刻】がこれに相当します。

時刻は絶対に見切れてはいけません。
中途半端に映っているのもよくありません。

そのため時刻表示などは、この画面領域80%より内側に配置していました。

各種マージンの説明

現在では80%まで内側に入れてしまうと、
逆に違和感となってしまいますので

【各種要素は全体的に93%~85%までの領域に表示】

ということを覚えておくと
全体的にバランスの取れたレイアウトを作ることができます。

セーフマージンを上書きした状態

ちなみの僕が画像やテロップを作る時
アクションセーフは90%
タイトルセーフは88%

という様な基準で作ることが多いです。
(Photoshopの場合は)

赤いオーバーレイのラインが各種マージンとなっています。

僕は常にこのマージンのオーバーレイを入れながら作成します。
ぜひ皆様もこのオーバーレイを重ねて全体のレイアウトを作ってみてはいかがでしょうか?

ダウンロードはコチラ

まとめ

ただ文字を入れているだけ。
画像を重ねているだけ。

ですが、テロップ一つ取っても色々なワザが隠れています。

その一つ一つは【基礎】であって、
基礎を忠実に再現するだけで『美しさ』は担保できます。

実際にデザイン能力が無くて、
四角をただ並べているだけ
四角とラインを重ねているだけ

そんな状態でも、いくつかの条件を満たせばとても手の込んだ作品を作っているように見られます。

ま、そんなのは皆さん面倒くさいと思うので
僕が順次作っていった素材はダウンロードして使ってくださいw

ちなみに、ショルダーテロップは画全体をきっちり締める方法として非常に有効です。

ですが、『撮影時点で右上 or 左上にショルダーテロップが入ること前提』で撮影しないと
自分の頭がガッツリ被ってしまったり
ホワイトボードの文字が被ってしまったり

場合によっては逆に、ショルダーテロップが邪魔になってしまう可能性もあります。

撮影時点で【どこに】【何を】配置するかということを考えて撮影するようにしましょう。