【UWANT V500レビュー】コスパは良いが、重量が重いのが唯一ネックな掃除機

今回はUWANTさんから提供してもらったサイクロン掃除機 V500を紹介する。
2026年4月22日まで有効な5%OFFクーポンコードをもらっているので、興味が出たら購入してほしい。
【割引コード】 UWANTVOP1

僕はこの話をもらうまで“UWANT”というメーカーを知らなかった。
調べてみると比較的コストパフォーマンスに各種クリーナーを販売しているメーカーのようだ。

そんな中で今回紹介するのは“サイクロン掃除機”であるV500だ。

掃除機というと最も有名なのはDysonだろう。
そして多くのYouTuberがこのV500とDysonの掃除機と比較している。

そんなにDysonの掃除機はポピュラーなのか?
僕は残念ながらDysonの掃除機は持っていない。

2年ほど前にジャパネットたかたで購入した日立のサイクロン掃除機 PV-BHL4000Jとの比較となる。(既に生産終了)

この記事の目次(クリックでジャンプ)

UWANT V500の特徴1

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このUWANT V500には主に2つの大きな特徴がある。
そのうちの1つが日立のサイクロン掃除機にも付いている、ヘッドのLEDだ。

ヘッドの先端に緑色のLEDを内蔵し、床を照らすことでゴミを見えやすくしている。

今では多くの掃除機に搭載される機能となった。
これがあるのとないのでは、ゴミの視認性が大きく変わるのでこの価格帯でLEDが装備されているのは非常に助かる。

UWANT V500の特徴2

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2つ目の特徴が、自動ゴミ収集機能付きドックだ。
日立のサイクロン掃除機は通常、本体内蔵のダストカップにゴミが溜まったらゴミ箱に捨てる必要がある。

しかしUWANT V500では充電スタンドが自動的にV500のダストカップに溜まったゴミを回収してくれる。

V500を充電スタンドに立てると自動的にゴミを収集してスタンド内の専用ゴミ袋の中に溜めてくれる機能だ。

スタンドの中にゴミが溜まることになり、掃除機の中は基本的に常時クリーンな状態を保つことができる。

日立のサイクロン掃除機やDysonの掃除機はダストカップに溜まったゴミを都度ゴミ箱に捨てる必要があるが、UWANT V500に関してはスタンドに立てればとりあえず掃除機内は常にクリーンに保つことができる。

スタンド内のゴミ収集袋は定期的に取り替え・交換をする必要はあるし(公称60日分・2L分)、専用のゴミ袋を購入するランニングコストは発生する。

一応純正品がAmazonで簡単に手に入るので、調達自体はそこまで難しいものではない。

UWANT V500 同梱物

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同梱物は

  • スタンド(土台)
  • スタンド(ゴミ収集袋格納部分)
  • ゴミ収集袋x2
  • 充電器
  • 本体
  • 延長ノズル
  • バッテリー
  • ローラーブラシノズル
  • フラットノズル
  • ブラシノズル
  • 取扱説明書
  • ワランティカード

初期同梱物として、ゴミ収集袋が2つ付属しているのはありがたい。ゴミ収集袋は1つで約60日分なので120分付属していることになる。

また、先端のノズルはローラーブラシ・フラット・ブラシ付きの3種類が同梱しているので、初期の時点で様々な場面の掃除ができる。

ゴミ収集袋の1つは最初からスタンド部分に格納されているので注意が必要。

日立 サイクロン掃除機との比較

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多くのYouTuberがDysonの掃除機と比較しているが、僕は所有していないので日立のサイクロン掃除機との比較となる。

V500はスタンドの存在感がある

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UWANT V500は自動ゴミ収集機能がスタンド側にあるので仕方ないが、日立のサイクロン掃除機と比較するとスタンドの存在感は強い。

あまり気にならない人もいるだろうが、リビングなどに「掃除機立てかけてます!」という主張が気になる人はいるかもしれない。

本体の取っ手位置も若干異なる

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日立のサイクロン掃除機は取っ手部分が本体上面にあるのに対し、UWANT V500は本体後方にある。

持つ位置の違いによる使い勝手の違いはそれほど感じなかったがもしかしたら気になる人もいるかもしれない。

UWANT V500のブラシローラーヘッドはデカイ

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日立 サイクロン掃除機のヘッドは約23cmなのに対しUWANT V500のブラシローラーヘッドは約25.5cmなので若干大きい。

たった2.5cmの違いだが、見た目では明らかに大型化しているのがわかる。

両社のLED灯火の違い

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日立のサイクロン掃除機は複数のLEDを搭載しており、広範囲を柔らかく照らすような照射方式を取っている。

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UWANT V500は1つのLEDだが、輝度が強く尚且つ広く拡散している。

どちらの方が見やすい・見にくいというのは今のところ特に感じない。
どちらもゴミの視認性を上げてくれるし、進行方向をしっかり照らしてくれる。

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日立のサイクロン掃除機は全体をふんわり照らしている。次にUWANT V500を見てもらうと分かるが、丸で囲んだ部分の視認性が大きく異なる。

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UWANT V500は1つの強いLEDで強力かつ広範囲に照らしている。
輝度はV500の方が明らかに強いと感じる。

色味の違いによる特性もあるかもしれないが、映像・写真上では若干UWANT V500の方がゴミの視認性を向上させている感じはある。

とはいえ肉眼ではそれほど大きく違いを感じられるほどではない。
また広範囲に照らしてくれるため、ゴミの発見範囲を広げられるメリットがあるかもしれない。

吸引テスト

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左側が日立の掃除機、右側がUWANT V500だ。
廊下に重曹を撒いて擬似的なゴミを再現した。比較的軽量ですぐに吸い取れるホコリのような想定だ。

まずは中央部分を日立のサイクロン掃除機は「標準」、UWANT V500は「強力」で吸引力の比較をした。
吸引力に関してはどちらもほぼ大差無い。1往復でどちらも十分吸い取ってくれている。

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続いて壁側を日立は「強力」、V500は「超強力」で吸引テストした。
こちらも当然どちらも問題無くゴミを吸い取ってくれた。正直両者吸引力の違いはあまり感じられなかった。

UWANT V500の良いところ悪いところ

良いところ1:ラグマットの掃除はV500が凄い

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フローリングでの吸引テストでは大差無かったが、ラグマットを掃除したときに大きな違いが出た。

明らかにUWANT V500でラグマットを掃除した方がホコリが取れる。

恐らく、ブラシローラーヘッドが上手く機能しているのだと思う。
UWANT V500のブラシローラーが自動で回転して、ラグマットに絡まっている毛やホコリを剥がし、そのまま吸い取ってくれているのだだろう。

ラグマットに絡まったホコリや毛にはずっと悩まされており、これは素晴らしい最適解を見つけた。
今のところ我が家では、フローリング(広範囲)は日立のサイクロン掃除機、ラグマット(局所)UWANT V500という運用になっている。

部屋の多くを占めるフローリングは広範囲なので、軽量で取り回しがしやすい日立。
しっかりホコリや毛を吸引してもらう必要がある局所ではUWANT V500という完璧な運用が成り立つようになった。

ちなみに、UWANT V500は掛け布団やベッドシーツも直接当てたが割としっかり吸引してくれた。これは助かる。

良いところ2:UWANT V500はスタンドに立てやすい

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UWANT V500の充電スタンドは充電端子がスタンドに固定されている。
そのため本体にこのプラグを非常に挿しやすい。

日立のサイクロン掃除機はスタンドで充電する際、元々直接差し込むアダプターをスタンドのツメに固定して先端を少し出しているだけだ。

スタンドには立てかけているが充電されていない。という自体が多々発生する。
しかしV500は差し込み部分が本体の形状にフィットする形で切られていて、尚且つ充電端子もしっかり固定された状態で飛び出ているので差し込みやすい。

悪いところ1:UWANT V500は重い

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もうとにかく重い。この一言に尽きる。重い。

今使っている日立のサイクロン掃除機が特別軽量とも言えるのだが、UWANT V500は明らかに重い。

本体+延長ノズル+ブラシヘッドの3点で
日立⇒約1,300g
V500⇒約2,600g
倍の重量差がある。

開梱時点で本体を持った時に明らかに重さを感じたが、実際に運用をして見て思った以上にこの重さはジワジワ効いてくる。

単純に重量が2倍になるのは結構キツイ。
事実として女性に使ってもらったところ、やはり第一声は「重過ぎない?」だった。それは僕も思う。

とはいえ、日立のサイクロン掃除機は強モードでの運転時間は約8分。たいして、UWANT V500は20分と連続稼働時間に大きな開きがある。

この連続稼働時間の違いがバッテリー容量、ひいては重量に直結しているところだ。

  • 軽いが連続稼働時間が短い
  • 重いが連続稼働時間が長い

どちらを選ぶかはユーザーの判断次第だ。

Dysonの掃除機がどの程度の重量で、どの程度のバッテリー駆動時間なのか知らないが、この点は十分注意して購入検討した方が良い。

感覚値ではあるが2kg前後はもうかなりしんどい重量だと考えていいだろう。
可能であれば1kg後半に収まる製品だと取り回しもしやすいと考えられる。

男の僕でも2,600gの本体は重さを感じる。女性が買う場合は気を付けてほしい。

悪いところ2:ローラーの転がる音がうるさい

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UWANT V500のブラシローラーヘッドには車輪が付いている。
これによってスムーズな押し引きを実現しているのだと思うが、このローラーの転がる音が非常にうるさい。

僕の家はマンションなのだが、フローリングを「ゴロゴロゴロ」と転がる音が大きく響く。

よくある、「上の階で今掃除機かけてるな」と分かる振動音が出ている気がする。
このローラーが転がる音は明らかに大きいので集合住宅に住んでいる場合は、掃除機をかける時間に気を遣いながら運用する必要があるだろう。

また、このローラー自体に重曹が多量に付着していた。
つまり今後の運用を考えると、このローラー自体にホコリが付着するという可能性をはらんでいる。

実際にローラーを転がしている部分の音は動画を確認して欲しい。(動画16:41付近)

まとめ

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今回の比較は非常に難しい。
Dysonの掃除機が比較対象となると、明らかに価格面でのメリットが大きいと思う。

しかし今回比較した日立のサイクロン掃除機は価格が40,000円とDysonほど高額ではない。
とはいえUWANT V500より+16,000~20,000円となる。

どちらも一長一短ある。
何を重要視するか?これによって本当に選択肢が変わってくる。

日立のサイクロン掃除機
・高い 約40,000円
・軽い 1,300g
・連続稼働時間は短い 8分~30分
UWANT V500
・安い 約26,000円
・重い 2,600g
・連続稼働時間は長い 20分~60分

予算があるなら高い方が良いだろう。しかし連続稼働時間は短い。これがどうしても嫌だという人もいる。
本当に難しい選択だと思う。

重さが気にならない場合は安くて機能も十分なUWANT V500で良い。
何を一番重視するか考えて選択する必要がある。

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