【SOUNDPEATS UU2イヤーカフレビュー】”無音は寂しい”の究極系。外音取り込み派がイヤーカフにドハマりした理由

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イヤーカフ型イヤホンは、耳を塞がずに音楽などを聞けるようになるオープンイヤー型のイヤホンだ。

「耳を塞がないから周りの音を遮断することなく、音楽や音声を聞けるようになる」がイヤーカフ型イヤホンの特徴としてよく言われることだ。

ただ僕は「周りの音を聞くのであれば、外音取り込みモードでいいじゃん」と思っていた。

音楽をしっかり楽しみたいのであれば、当然インイヤー型イヤホンの方が音質や没入感の面では有利。
結果、「イヤーカフ型のイヤホンなんて、いつ、誰が、何のために使うの?」という考えに至る。

最初SOUNDPEATSさんからこのUU2イヤーカフのレビュー依頼をもらったときに抱いた疑問だ。

そして「外音取り込みモードで良くね?」という考えは今でも完全になくなったわけではない。
外音取り込みモードで十分な場面もあるとは思っている。

しかし最近は外音取り込みモードのインイヤーイヤホンは使わず、SOUNDPEATS UU2イヤーカフを常用している。

今回初めてイヤーカフイヤホンを使い、なぜ自宅で常用するまでに至ったのか。
インイヤー型イヤホンの外音取り込みモードとの違い、
実際に便利だと感じた場面、逆に向かない使い方についてレビューをしていく。

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

SOUNDPEATS UU2イヤーカフの詳細

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項目 仕様
対応コーデック SBC/AAC/LDAC
ハイレゾ認証
DynamicEQ 対応
Bluetoothバージョン Bluetooth 6.0
最大持続時間(単体) 10時間
※SBC、60%音量、DynamicEQ OFF、空間オーディオ OFF
最大持続時間(ケース込み) 42時間
※SBC、60%音量、DynamicEQ OFF、空間オーディオ OFF
サイズ(片側) 27.3×28.5×20.7mm
サイズ(充電ケース) 64.8×51.8×29.0mm
充電時間(イヤホン) 1時間30分
充電時間(充電ケース) 2時間
充電コネクタ USB Type-C
急速充電 対応
10min=2H
左右気にせず収納 対応
通話用(ENC)ノイズキャンセリング 対応(AI駆使)
マルチポイント 対応
防水性能 IPX5
発売日 2026年4月20日

ドライバーに関しては「なんか凄そう」程度にしか分からないので割愛している。
ぶっちゃけ対応コーデックによる音質の違いもよくわからない。

とはいえSOUNDPEATSの担当者曰く、

  • 想像以上に低音がしっかりしている
  • イヤーカフ型とは思えない音の厚みがある

という声を多くもらっているとのこと。とにかくこの世代では低音に力を入れたらしい。

SOUNDPEATS UU2イヤーカフ同梱物

soundpeats-uu2-ear-cuff 同梱物

同梱物は

  • ユーザーガイド
  • アプリガイド
  • ピーツくんのステッカー
  • USB AtoC充電ケーブル

UU2イヤーカフの制御をするのは従来のPeatsaudioではなくSOUNDPEATS(iOS/Android)という専用アプリとなる。

SOUNDPEATS UU2イヤーカフケースと本体

soundpeats-uu2-ear-cuff ケース重量 soundpeats-uu2-ear-cuff イヤーカフ重量

ケース単体の重量は36.7g、イヤーカフは片方5.4gとなっている。
持ち運びにおいてはどちらも気にならないし、イヤーカフ単体でも5.4gは全く気にならない。なんならこれより重いピアスもあるだろう。

soundpeats-uu2-ear-cuff イヤーピース

イヤーカフ本体は非常に小さく軽量ながらも、側面に一つだけ物理ボタンがつけられている。
後述するがこの物理ボタンには専用アプリでシングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、1.5秒長押しのジェスチャーを左右それぞれ割り当てられる。

イヤーカフには左右が決められているかと思ったが、基本的にはどちらでも装着することができる。

ケースの中に10秒以上保管されると、左右が登録される。
一度登録されたとしても、また10秒以上入れ替えて保管したら左右が逆になる仕様だ。

イヤーカフ型の視聴方式を勘違いしていた

soundpeats-uu2-ear-cuff イヤーカフ単体

SOUNDPEATS UU2イヤーカフを使用して初めて知ったことだったのだが、僕は今までイヤーカフ型イヤホンの視聴方法を勘違いしていた。

いわゆる骨伝導に近い形で耳の軟骨から振動で音を視聴すると思っていた。
実際は物理的にスピーカーを搭載していて、耳の穴に向けて挟む形。

「スピーカーを耳のすぐ近くに配置している」という印象を持った。

UU2イヤーカフはケースのUIが改善されている

soundpeats-uu2-ear-cuff ケース形状

Air5 Proをレビューしたときに「ケースはマジで嫌い」と酷評した、ケースの開閉UIは大きく改善され非常に持ちやすいデザインになった。

これは本当に良い。マジで毎回この形状を採用するようにして欲しい。Air5 Proの開閉UIは本当に良くない。

UU2イヤーカフではケースの開閉UIも改善されているし、イヤーカフ型という形の特徴からイヤーカフ本体の取り出しも非常にしやすい。

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各種イヤホンとのマイク比較

soundpeats-uu2-ear-cuff イヤーカフ本体

一応手持ちの各種イヤホンとのマイク性能比較をしてみる。
ただ、今回のUU2イヤーカフは別にマイク性能を売りにしているわけではない。

別にワイヤレスイヤホンのマイク性能が高かろうが低かろうが、会話ができれば問題無いしそこまで性能は求めていない。

とはいえ気になる人はいるかもしれないから一応やっておく。

【SOUNDPEATS UU2イヤーカフ 無音環境】

【SONY WF-1000XM5 無音環境】

【Liberty 4 NC 無音環境】

【SOUNDPEATS Air5 Pro 無音環境】

【SOUNDPEATS UU2イヤーカフ 騒音環境】

【SONY WF-1000XM5 騒音環境】

【Liberty 4 NC 騒音環境】

【SOUNDPEATS Air5 Pro 騒音環境】

専用アプリ:SOUNDPEATS

SOUNDPEATSアプリ

Air5 Proの専用アプリはPeatsAudioだったが、今回はSOUNDPEATSアプリとなる。(iOS/Android)

このアプリで各種設定もできる。
結構多くの項目を設定出来るのでこの辺りは自分で操作をしながら最適な設定を見つけてほしい。

一旦ここでは僕が設定している項目に限って紹介したいと思う。

Spatial Audio(空間オーディオ)
  • Music Mode
  • Movie Mode

空間オーディオの設定。具体的に何がどう変わるかは分からないが、僕は常時「Movie Mode」で聞いている。

Equalizer(イコライザー)

イコライザーの設定。
プリセットとして用意されているものを割り当てることもできるし、自分で細かく調整することもできる。

Gesture Controls

物理ボタンに割り当てる機能を設定出来る。
シングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、1.5秒長押しをそれぞれ左右、合計8パターンのジェスチャーを割り当て可能。

LDAC

LDACの設定。LDACに対応したスマホを使っている人はONにすると音質が良くなるだろう。
ただし、Spatial Audio(空間オーディオ)と併用することはできない。

Game mode

Bluetooth特有の音の遅延を限りなく遅くすることができる。
音にシビアなゲームをするときにONにすると良いが、僕は常時ONにしている。

ゲームモードをONにしていると動画編集でも割と運用することができるレベルに低遅延になる。

Dynamic EQ(ダイナミックEQ)

常時ONをメーカーが推奨している。あまり違いは分からない。

SOUNDPEATS UU2イヤーカフの良いところ

soundpeats-uu2-ear-cuff 本体

僕は今回初めてイヤーカフ型イヤホンを使用した。
他社のイヤーカフイヤホンとの比較という視点でレビューをすることは出来ない。

「初めてのイヤーカフ型イヤホンとしてSOUNDPEATS UU2イヤーカフの素直な感想」として記述していく。

音質は普通に聞ける

前述したが、SOUNDPEATSの担当者曰く「想像以上に低音がしっかりしている」「イヤーカフ型とは思えない音の厚みがある」という話が出ているらしい。

個人的には「あんまりよくわからない」という感想だ。担当者には申し訳ないが。
ぶっちゃけ僕の耳はそこまで明確に音を聞き分けられる能力を備えていない。

ただし音が軽いと感じることもないし、良い意味で普通に聞ける。

安いイヤホンだとシャカシャカした軽い音になるのはさすがに僕でもわかる。
しかしUU2イヤーカフにそういった軽い音の印象はなく、本当に普通のイヤホンとして音を楽しむことができる。

実売価格は7,000円弱だが、音に妥協していると言うような印象は全くない。

装着感はマジで違和感無い

soundpeats-uu2-ear-cuff イヤーカフ装着感

イヤーカフ型イヤホンは耳軟骨を挟む形状のため「耳痛くなるんじゃないの?」という印象を持っていた。

普通につけている分には耳が痛くなることはほぼ無い。

その上で、スピーカー部分が耳の穴すぐに配置されるのでしっかり音を感じることができる。

soundpeats-uu2-ear-cuff イヤーカフ装着感2

個人的なオススメだが、物理ボタンは上に配置される装着方法がオススメだ。

物理ボタンが下向きだと耳たぶに裏に隠れたり、耳の後ろの骨(乳用突起)に邪魔されボタンに押しづらさを感じる。

デフォルトではボタンが下向きになる左右設定だった。
左右を入れ替えてケースに収納して10秒待つことで左右が再設定されるので、自分が操作しやすい左右設定をしてほしい。

バッテリー保ちが非常に良い

スペック上では本体の最大持続時間は約10時間となっている。(60%音量、DynamicEQ OFF、空間オーディオ OFF)

ただ、僕の使い方(約10%音量、DynamicEQ ON、空間オーディオ ON、ゲームモード ON、デュアルデバイス接続 ON)でも10時間近く連続視聴できた印象だ。

厳密な連続視聴調査はしていないが、朝9時から装着し始め、一瞬外した時間もあったがほぼずっとつけっぱなし。
その使い方をして20時頃にBattery Lowのアナウンスが流れた。

ゲームモードをONにすると大抵バッテリー消費が大幅に増えて、視聴時間が短くなるのだが今回の設定でほぼ一日つけっぱなしで聞き続けられるのは凄い。

SOUNDPEATS UU2イヤーカフの悪いところ

soundpeats-uu2-ear-cuff 本体

初めてイヤーカフ型イヤホンは全体的に好印象ではあった。
とはいえ気にならない点が全く無いわけではない。

ここではイヤーカフ型イヤホン初心者の僕が感じた悪いところ(気になった所)として挙げていく。
それを知ったうえで、または許容した上で購入の判断をしてほしい。

さすがに12時間つけっぱなしは耳が痛い

soundpeats-uu2-ear-cuff 装着感

良いところで「装着感に違和感は無い」といったが、あくまでそれは常用範囲での話。

丸一日つけっぱなしはさすがに耳が痛くなる。

これはイヤーカフ型イヤホンに限らず、イヤーカフアクセサリーでも同じだろう。

12時間つけっぱなしにしたら耳痛くなるだろ。という普通の話だ。
バカみたいにつけっぱなしにしないで一般的な使用に留めるのが普通だ。

「12時間つけっぱなしにできてしまう」というのが良くも悪くも問題だよな。

装着角度が結構シビア

イヤーカフ型イヤホンはスピーカー部分を的確に耳の穴に向ける必要がある。
少しでもズレると音の聞こえ方が大きく変わってしまう。

この「最適な位置」が2週間ほど使っても未だに見つけられずにいる。

一応推奨の装着方法はあるのだが、やはり耳の形状によって個人差があるだろう。
違和感なく、最も音がよく聞こえる角度を見つけるのが結構難しく、僕は未だに見つけられていない。

デュアルデバイス接続が不安定か?

SOUNDPEATSアプリ スクリーンショット

SOUNDPEATS UU2イヤーカフはデュアルデバイス接続が可能で最大2台まで接続することができる。

僕の場合はよく使うMacbook ProとPixel 10 Pro Foldの2台を接続している。

現在担当者に確認中ではあるが、デュアルデバイス接続をすると通信が不安定になる印象だ。

デスクに座り、目の前にMacbook ProとPixel 10 Pro Foldがあるにも関わらず、定期的に「ブツッ」とノイズが入ることがある。

一瞬接続が切れてすぐに再接続された時のような挙動だ。
目の前にある接続デバイスがあるにも関わらず「ブツッ」とノイズが入るのは明らかにおかしい。

距離でいったら1m以内での接続のはずだ。さすがにおかしい。
ソフトウェアアップデートで改善する可能性はある。

一時的な解決策としてはUU2イヤーカフを工場出荷状態に戻すことだ。
初期化した後サイドペアリングしたら安定するようになった。

また数日間使用していてペアリングの途切れが気になり始めたら、改めて工場出荷状態に戻して運用しようと思う。

音にレイヤーという概念が生まれた

今回初めてイヤーカフ型イヤホン SOUNDPEATS UU2イヤーカフを使って「音にレイヤー的概念」が生まれた。

イヤーカフ型イヤホンを「耳を塞がないので外の音が聞こえる」だけだと考えていると「インイヤー型イヤホンの外音取り込みモードでいい」という結論に至る。

これは適切な言い方ではないと考えた。僕なりに考える適切な言い方は

  • 「外の音を聞かなければならない人」はイヤーカフ型イヤホン
  • 「音楽だけを聴きたい人」はインイヤー型イヤホン

このような棲み分けになると思う。

外の音を聞かなければならない人

イヤーカフ型イヤホンが最適な状況は「外の音を聞かなければならない人」という表現が適切だと感じている。

  • 自宅で家事をしているが、子供の様子を気にしておく必要がある
  • 自宅で作業をしているが、宅配物がいつ届くか分からない
  • オフィスで仕事をしているが、話掛けられたら対応しなければいけない

これらの「外部環境音を主役とする必要がある人」にイヤーカフ型イヤホンは非常に適している。

家でなにかしていて、「内容は全く入ってきていないが無音は寂しいのでTVをつけている」という人はいないだろうか。

この究極系がイヤーカフ型イヤホンだと思う。
僕でいうと「夕食を作る時、無音は嫌なのでアニメや既に見た映画を流す」これに相当する。

音楽だけを聴きたい人

電車内でもSOUNDPEATS UU2イヤーカフを使用したが、当然音の聞こえは悪い。

環境音が上位のレイヤーになるので、電車の走行音が主役として聞こえる。
当然電車内など外部環境音が騒音の場合はイヤーカフ型イヤホンは向かない。

その場合はインイヤー型イヤホンの方がどう考えても優位にたつ。

周りがうるさい環境ではイヤーカフ型イヤホンは無力。
それは使うようとが間違っているので大人しくインイヤー型のイヤホンを使うべきだ。

まとめ

「イヤーカフ型イヤホンなんて、いつ、だれが、なんのために買うんだよ」と思っていたが、実際にSOUNDPEATS UU2イヤーカフを使ってみて明確になった。

だから僕は家にいるとき常時身に付ける様になったんだと思う。

僕はBOSEのスピーカーも自宅にはある。
しかしそれとはまったく違う。スピーカーから離れた部屋で作業するときは当然音が聞こえにくくなる。

SOUNDPEATS UU2イヤーカフをつけて、ポケットにPixel 10 Pro Foldを入れておけばどこに移動しても音楽を垂れ流した状態にできる。

「内容は入ってきてないけど、とりあえず無音は寂しいから音だけ流しているの究極系」

これはマジで適切な表現だと思う。
だから、「外部環境音が聞こえる」ではなく「外部環境音を聞く必要がある。そこに音楽という要素を追加したい」という人には最適なプロダクトだ。

その上で、SOUNDPEATS UU2イヤーカフの実売価格は7,000円弱。
試しに買っても大丈夫な価格帯だし、音が安っぽい、すぐバッテリーが切れる、硬くて耳がすぐ痛くなると言うようなことは一切無い。(12時間つけっぱなしはさすがに痛いが)

他社のイヤーカフ型イヤホンを使ったことが無いので比較はできていない。
しかし今回SOUNDPEATS UU2イヤーカフを提供した結果、別に他社のイヤーカフ型イヤホンを試さなくても十分満足だった。

予算の兼ね合いもあると思うが、イヤーカフ型イヤホンに興味があり目的がマッチしているなら、SOUNDPEATS UU2イヤーカフを試してみてほしい。

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