【購入レビュー】Anker 647 Charging Stationをレビュー これは本当に凄い!!

スマホ・タブレット・BluetoothイヤホンさらにはMacやPCなど。
デスクでは様々な機器を充電するためUSB端子やコンセントが数多く必要になる。

その度にたこ足配線をするのは効率的ではないし、電源容量やホコリによる火災などのリスクなど様々な問題がある。
できれば一つの電源タップで全てを完結させたい。

そんな希望を叶えてくれる神ガジェットに出会った。
それがAnkerの電源タップ “Anker 647 Charging Station”

2023年11月のAmazonブラックフライデーで購入し、自宅での使用及び出張における外出先での使用を2ヶ月ほどしたのでレビューをおこなっていこうと思う。

この記事の目次(クリックでジャンプ)

動画レビュー

現時点で電源タップの頂点

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結論から先に言うと2024年1月現在【電源タップの頂点】と言っても過言ではない。

当然欠点が無いわけではないが、それ以上に使い勝手が良すぎる。
迷ったらAnker 647 Charging Stationを買っておけばほとんどの場面で不便を感じることはないはずだ。

テーブルの上に置くだけでも、会社の会議デスクの上でもどんな場所でもAnker 647 Charging Station1つ置いておけば全てが完結するだろう。

執筆時点におけるAmazonでの価格は8,990円。
Ankerは頻繁にセールをおこなう。セール開催時は6,000円台前半~6,000円台後半まで値下がりするのでセールのタイミングまで待とう。

Anker 647 Charging Stationの詳細

Anker 647 Charging Station-天面

Qi充電ができそうなデザインだがそんな機能はない。
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ちなみに天面にあるサークルは通電するとじんわり光る仕様になっているので、本体に電源が入っているかが一目で分かるようになっている。
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Anker 647 Charging Station-手前

コンセント差し込み口が3口
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Anker 647 Charging Station-奥

手前同様コンセント差し込み口が3口
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Anker 647 Charging Station-左側面

巻き取り式のUSB-Cが1本。これは最大60W出力でUSB-C1に該当する。
さらに最大15W出力のUSB-C端子(USB-C3)と最大12W出力のUSB-A端子(USB-A)が1つずつ
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Anker 647 Charging Station-右側面

巻き取り式のUSB-Cが1本。これは最大45W出力でUSB-C2に該当する。
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Anker 647 Charging Station-底面

底面にはAnker 647 Charging Station自体の電源ON/OFFスイッチがある。
ツメがある方に倒すことで通電される。
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底面左右両端にシリコンの滑り止めが付いていて簡単には動かない仕様。

Anker 647 Charging Station-サイズ・重量

重量は実測値で803.9g。公式HPでは約799gだが結束バンドが付属しているのでその分重量が追加されていそうだ。
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横約220mm x 奥行き約104mm x 高さ約58mm
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Anker 647 Charging Station-USB出力について

左側の巻き取り式USB-C(USB-C1)は最大60W、右側の巻き取り式USB-C(USB-C2)は最大45W、USB-C端子(USB-C3)は最大15W、USB-Aは最大12Wでそれぞれ出力されるが、各ポートの合計出力は最大100Wまでに制限されさらに、USB-C3とUSB-Aを同時に使う場合は2ポート合計15Wに制限される。

巻き取り式USB-Cは出力が高いが差し込み型のUSB-Cの出力が15Wと低いのが少し気になるところ。
各ポートをに接続した場合の出力表は下記の通り。

USB-C1 USB-C2 USB-C3 USB-A Total
60W 60W
45W 45W
15W 15W
12W 12W
60W 40W 100W
45W 15W 60W
45W 12W 57W
45W 15W 60W
45W 12W 57W
15W 12W 2ポート合計15W
45W* 40W* 15W 100W
45W* 40W* 12W 97W
45W 15W 12W 60W
(USB-C3とUSB-Aは合計で15W)
45W 15W 12W 60W
(USB-C3とUSB-Aは合計で15W)
45W* 40W* 15W 12W 100W
(USB-C3とUSB-Aは合計で15W)

*3ポート以上同時使用時、USB-C1とUSB-C2はどちらかが40W出力で片方が45W出力となる。

巻き取り式USB-Cについて

巻き取り式のUSB-Cはそれぞれ最長1mまで伸びる。一定の長さまで伸ばすと途中でロックがかかる仕様で、調べた限り10段階(のはず)

最も短いロックは5cmほど。
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中間地点のロックは50cmほど

最大まで伸ばした場合は97cmほどまで伸びる。
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Anker 647 Charging Stationの良いところ

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2023年11月のブラックフライデーで購入後デスクで使用し、その他10日ほどの出張でも使用したので良いところと悪いところをお挙げていきたい。

巻き取り式のUSB-Cが便利

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僕はAndroidスマホを2台、SONYのワイヤレスイヤホンWF-1000XM5を使用している。またデスクにEOS R5Cも常設しておりUSB-Cで充電する機器が多い。

今まではCIO NovaPort TRIO 140W3C で多くのUSB-C機器を充電してきたが、CIO NovaPort TRIO 140W3C は外出先でも使用していて毎回帰宅時にバッグから取り出すのが面倒だった。

Anker 647 Charging StationになってからはUSB-Cが2本搭載されているので、この2本で順番に充電すれば十分になり、わざわざバッグから取り出す手間がなくなった。

豊富なUSBのインターフェース

ビルトインの巻き取り式USB-Cに加え、USB-CとUSB-Aの差し込み口がそれぞれ1口ずつ搭載挿せている。
これもかゆいところに手が届く良い仕様だ。

2023年から2024年の年末年始に海外へ行った際、レンタルしたポケットWi-FiがUSB-Aによる充電だった。

もしこのUSB-Aが搭載されていなかったら別途USB充電器をトランクから出す必要があったが、Anker 647 Charging Stationには直接USB-Aが挿せるので他に何も用意する必要が無かった。

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Anker 647 Charging Stationを一つ出せば大抵の周辺機器は全て充電できる

旅先ではホテル滞在中にコンセントを探すのに苦労することが多い。しかしAnker 647 Charging Station 1台出せば大抵のUSBでもACでも大抵のものは充電できるだろう。

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上記の写真はAnker 647 Charging Station 1台で

  1. EOS R5Cのバッテリー
  2. SMARTCOBY Proを2台(NovaPort TRIO 140W3Cにて)
  3. Galaxy S22 Ultra
  4. SMARTCOBY TRIO 65W
  5. ポケットWi-Fi
  6. 5台のUSB機器を充電している様子だ。ビルトインUSB-Cでは当然足りないがAC差し込み口も十分に用意されているので非常に多くの周辺機器を一つの場所で充電できる。

    Anker 647 Charging Stationの悪いところ

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    ここまでべた褒めしてきたが当然欠点が無いわけではない。
    2ヶ月ほど使用してきて感じた欠点をしっかり理解した上で判断してほしいと思う。

    Lightningユーザーには少し不便

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    ビルトインUSBはType-CであるためLightningケーブルを使うiPhoneユーザーはUSB-C3かUSB-Aにケーブルを挿して充電する必要がある。

    僕はiPad Proが第1世代のため未だLightningケーブルだ。USB-C to Lightningを使用するのだが、USB-C3は最大出力が15WなのでiPad Proを充電するには少し電力が心許ない。

    充電できないことはないが、少し時間がかかってしまう。最新のiPadやiPhoneであればこういった悩みはなくなるが僕のようにLightningケーブルという異物が混ざっていると少し厄介ではある。

    USB-C3とUSB-Aの出力が“合計15W”

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    そもそもUSB-C3の最大出力が15Wという時点でも欠点なのだが、更にその下にあるUSB-Aとも出力を共有しており、USB-C3とUSB-A2ポート合計15Wの出力になる。

    単純に両方使った場合7.5Wずつの出力だ。(もちろん接続機器によって異なるが)
    現代機器で7.5WのUSB出力での充電はかなり心許ない気がする。

    本体が重い

    これは時と場合によってメリットにもなりデメリットにもなる要素ではある。
    本体重量は公式で約799g。およそ800gだからこれは旅行や出張でバッグに入れると結構重さを感じる。

    あまり持ち運びを想定していないのかもしれないが、実際に出先のホテルでしようしたときは非常に便利だったので個人的には外出先での仕様も積極的にすすめたいと思う。

    普通に滑る

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    Anker 647 Charging Stationは本体底面にシリコンの滑り止めが付いている。恐らくだが先程欠点で挙げた重量はAC口に差し込んだときに滑らないようにする要素の1つとして想定しているはずだ。

    しかし、普通に滑る。大した問題ではないが、片手でコンセントを挿そうとすると普通に滑るので両手で挿す必要がある。

    巻き取り式USB-Cの耐久性が不安

    充電機器の関係上巻き取り式のUSB-Cを一番よく使うのだが、このケーブルの耐久性を少し不安視している。

    平たいきしめんタイプのケーブルなのだが、USB端子側の根本が最も負荷がかかり、既に捻れのクセの様なものが付いており隙間ができてきているので断線しないか不安である。

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    巻き取り式で非常に使い勝手が良く多用してしまうが故に劣化が早そうな不安感はある。

    また巻き取り式のUSB-Cは一番使用頻度が高く毎日伸ばしたり縮めたりする。そうなった場合巻き取る機構自体の劣化も心配で、後々巻き取ることができなくなってくるのではないかという心配もある。

    コンセントの差し込み口の長さに左右差

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    コンセントは本来左右非対称だからこれは正しい仕様なのだが、たまに左右を間違えて挿してしまうことがある。

    両方とも大きい差し込み口にしておいていただけたら良かったなとは思うが仕方ない部分でもある。

    電源ケーブルが硬い&短い

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    Anker 647 Charging Stationから壁コンセントなどに差し込む電源コードは約1.5m。
    この長さは微妙に足りない人もいるかもしれない。

    僕はワークデスクで使用しているため1.5mでも十分間に合うが、会議デスクで使用する場合は壁コンセントから届かない可能性もある。

    またこのケーブルが思ったよりも太く硬くクセが付いている。この電源ケーブルも巻き取り式で本体に収納できたら持ち運びもより便利になるだろうとも思ったがそこは求めすぎだろうか。

    コンセントは実質4口

    Anker 647 Charging Stationにはコンセントが6口搭載されているが、それぞれのポートは結構近い。

    カメラのバッテリー充電器や単三電池充電器など横幅が大きいものを差し込むとの隣のコンセントはほぼ確実に潰れる。

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    細い電源ケーブルや小さいUSB充電器であれば隣同士接続も可能だが、多くの場合は隣に干渉するデザインだ。
    仕様上では6口コンセントが搭載されているが実質は4口といったところだろうか。ここはもう少し余裕が欲しかった部分ではある。

    Anker 647 Charging Station最大の欠点と言っても過言では無いだろう。

    ちなみにこのコンセントは雷サージ対策機能はないので落雷による被害は接続機器全てに及ぶのでその点は注意だ。

    結論:全員買え

    重箱の隅をつつくように気になる点を細かく挙げたが、Anker 647 Charging Stationが良すぎるが故に「もっとこうだったら良いのに」と欲張ってしまう。

    基本的に完成された製品なためコンセントの間隔が狭い点は最も大きい不満点ではあるが、普段使いで不満を感じることはない。

    どんな環境の人にもオススメできる電源タップだと思う。まさに電源タップの頂点。

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