遂に日本でも発売されました!
Huaweiの最新フラッグシップモデルである“Huawei Mate 20 Pro”
11月28日にHuawei ジャパンが新製品発表会を行うという情報を数日前からキャッチしていて
![](https://ikusugimoto.com/wp-content/uploads/2018/09/Profile_img.jpg)
実は10月に行われたHuaweiの新製品発表会も見ていて、Huawei Mateシリーズは欲しい!とずっと考えていました。
実際Huawei Mate 20 Pro にするか Huawei Mate 20 にするかは最後まで迷っていたのですが、とりあえず楽天モバイルで販売されるということなので今回はHuawei Mate 20 Proを購入するに至りました。
では早速11月30日にHuawei Mate 20 Proが到着してまだ2日間ですがファーストインプレッションをお届けしたいと思います。
(執筆時点は2日だったのですが、結局更新が遅れて少し時間が経ってしまいました)
事前情報として僕の機種変更前の端末は同じHuawei製ですが、大分前の機種“Huawei P9 lite”です。
この端末を購入した価格が¥19,800だったので約11万のHuawei Mate 20 Proと比較すること自体おかしいのかもしれませんが…。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
目次
Huawei Mate 20 Proの基本スペック
まぁ多分このブログにたどり着いた人は既にこの辺は把握していると思いますので飛ばしちゃってください。
スペックを飛ばして次の項目へ
- 商品名
- HUAWEI Mate 20 Pro
- カラー
- トワイライト/ミッドナイトブルー
- サイズ
(高さ/幅/厚さ) - 158 x 72 x 8.6(mm)
- 質量
- 約189g
- ディスプレイ
(サイズ/種類/解像度) - 6.39インチ/ OLED/3,120 x 1,440 ドット 2K+
- CPU
- HUAWEI Kirin980/オクタコア2.6GHz + 1.92GHz + 1.8GHz
- バッテリー容量
- 4,200mAh
- SIMサイズ
- nano
- 外部接続端子
- USB Type-C
- OS
- Android™ 9.0/EMUI 9.
- 外部メモリ
- HUAWEI NMカード
- ※ HUAWEI NMカードは、nano SIMと同じ大きさのメモリーカードで、microSD™カードとは異なります。
- 内部メモリ
(RAM/ROM) - 6GB (RAM) / 128GB (ROM)
- メインカメラ
(外側) - 広角約4,000万画素/超広角約2,000万画素/望遠約800万画素
- フロントカメラ
(内側) - 約2,400万画素
- おサイフケータイ/NFC
- -/●
- フルセグ/ワンセグ
- -/-
- 防水/防塵
- ●/●
- 生体認証
(指紋/顔) - ●/●
- 付属品
- USB-C ハイレゾイヤホン/クリアケース/ACアダプタ40W HUAWEI SuperCharger/USBケーブル(A to C)/ USB-C to 3.5mm ヘッドホンジャックアダプタ
ズバリ良かった点
とりあえず最初は良いところを言わせてください。
結論から先に言っちゃうと、
![](https://ikusugimoto.com/wp-content/uploads/2018/09/Profile_img.jpg)
最高っす!
バッテリーがマジで保つ!
約10時間半、ほぼ一日使っていて残っている電池残量が61%!
使用頻度としては結構使っていたと思います。
ほぼ外出中はほとんどFacebookのメッセンジャーや、SNSの閲覧などを行っていました。
![](https://ikusugimoto.com/wp-content/uploads/2018/12/Screenshot_20181204_210823_com.huawei.systemmanager-138x300.jpg)
だいたい打ち合わせがある時は合流場所まで40分〜1時間の電車移動があります。
その際僕はYouTubeを見たり、バックグラウンド再生したりしています。
そうすると今までの端末“Huawei P9 liteだとおよそ15%〜20%のバッテリーを消費することがあります。
ちなみに府中ー中野間の移動でバッテリー残容量が86%だった記憶もあります。
これ自体はYouTubeを再生していますので、極端にバッテリーの減りが早いと感じた事はありません。
ですが今回のHuawei Mate 20 Proの場合は圧倒的に違いました。
丁度昨日府中ー神田間を移動しました。この移動時間は約45分。
そして同じようにYouTubeのバックグラウンド再生や実際に画面を見ての視聴を行いました。
コレはびっくり残容量99%〜98%!(すいませんどっちだったかは覚えていないです)
バッテリーの減りが圧倒的に遅い!と感じたのはこのときだけではありません。
12月1日は朝からセミナーがあったので9時頃家を出発。
その時点から電車移動で98%残。
そして、それまで講師の話を聞きながら機種変更したのでLINEの移行作業を行うなどちょこちょこ操作はしていました。
その後お昼休憩で改めてバッテリー残量を確認すると92%
全然減ってない…。電池持ち凄いです。さすが4200mAhの大容量バッテリー
実際に12月1日の全スケジュール終了後帰宅時間は24時を超えていましたが、最終的な電池残量は63%でした。
僕はゲームはやらないので、携帯でやることと言うと、移動中のYouTube再生(Bluetoothヘッドホン接続)とFBやLINE等の連絡やチェック。
もしかしたら普通の人より操作内容は少ないのかもしれませんが、それでも一日電池が一日保つことは間違いないでしょう。
Bluetoothが安定している!
これはHuawei端末を使っている人あるあるだと思うのですが、Huaweiの端末ってBluetooth出力が弱い説があるんです。
実際に僕が以前使っていたHuawei P9 liteに、BOSE QuietComfort 35を接続していたのですが、周りに人が多いと胸ポケットに入れててもブチブチ接続が飛ぶことが多発していました。
もうこれは新宿駅などでは致命的な状態でした。
京王線新宿駅構内でお尻ポケットにP9 liteを入れていると確実に接続が切れました。
まぁ他に人が多いので混線があるので致し方ない問題なのかもしれませんが…
が!
Huawei Mate 20 Proだと非常に安定した通信をしてくれていました。
お尻ポケットに入れたままヘッドホンで再生しても全く接続が切れることはありません。
(まぁなんか全然関係ない周りに誰もいない場所でいきなり接続が切断されることがありますが…)
Huawei端末はBluetooth接続が安定しないジンクスはもう終わりを遂げました!
マジで動作速度がサクサク
CPUの性能も非常に高く、なんと言ってもメモリRAMが6GBも搭載されていますので、動作が非常にサクサク動きます!
今までのHuawei P9 liteもRAMは2GB積んでいたのですが、そのうち1GBはシステムに取られて実質1GB未満での運用になっています。
結構コレがキツい。数日間遣っているとキャッシュが溜まってくるのか動作がもたつくことがありました。
そのたびに再起動してメモリなどをリフレッシュしていました。
まだ2日しか使っていない状態なのでこれからどうなるかは分かりませんが、タスクマネージャーを起動するときも
FBアプリでタブ切り替えするときも、YouTubeアプリでタブ切り替えするときも非常にサクサク機能します!
Wi-Fiも5Ghz帯に対応していますので、他との混線も無く非常にサクサク。
自宅の無線LANでは100Mbps以上を観測することもできました!
元々僕は複数のアプリを同時起動していることは少ないのですが、それでも以前の端末P9 liteでは時たまもたつきます。
ですが、このHuawei Mate 20 Proは一切そんな事は無く、しかも嬉しいことに結構時間が経ってからもう一度起動しても、タスクキルしていない状態ですぐにアクティブな状態に戻ってくれます。
これで非常に役立ったのがYahoo!乗り換えアプリ(笑)
Yahoo!乗り換えアプリって一度アプリがキルされると、検索結果がクリアされてしまうんですよね。
そのたびに、「あれ?どの電車だっけ?」とか「何番線の電車だっけ?」というのを検索し直していたのですが、
キャッシュが残っているので開けば以前の検索結果がそのまま残っていて、開けば以前の検索結果をそのまま確認できるのは非常に嬉しいです!
CPU性能RAM容量共に申し分ないです。
広角レンズは凄い!
僕はスマートフォンで写真を撮る事はスゴく少ないんです。
なぜかというと、結局一眼レフカメラで撮った方が綺麗だし、色々設定がいじれるから。
でも今回のHuawei Mate 20 Proはトリプルカメラで全て“あのLEICA製”です。
LEICAと言えばカメラをやっている人なら一度は憧れる(と個人的に思っている)レンズメーカーです。
僕もPanasonic LEICAの25mm f1.4 SUMMILUXを使っていますが、このレンズの写りは最高。
正確にはPanasonic LEICAなので、純正LEICAレンズでは無いのですが…。
それでもって、このHuawei Mate 20 Proにも3つのLEICA監修?(ライセンスを受け取った?)レンズが搭載されています。
超広角レンズは35mm換算で16mm相当(のはず)
なのでこれはかなりの広角です。もはや人間の視界を超えています。
実際に標準画角と超広角の写真を見てみましょう。
まずは標準の画角です。
![](https://ikusugimoto.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_20181130_120426-1024x768.jpg)
この写真だと場所の特定チョロいだろうな…笑
そんなことは置いておいて…。
こんな感じでまぁ普通です。
そして、LEICAレンズですがまぁこんなもんかな。っていう感じ。
というか、一眼レフの画像に慣れてしまっているんでしょうね。
綺麗なんだけど、解像感がやっぱり一眼レフには劣るかな。という感じ。
まぁ実際ネットにアップするのでそこまで解像感が必要か?と言われれば別にいらない感じもしますが。
続いて超広角レンズで撮影した画像。
![](https://ikusugimoto.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_20181130_120433-min-1024x768.jpg)
広いですねー!コレは風景画とか空とかを撮る人は一層捗りますよ!
正直カメラの魅力って広角にあると思います。難しいけどねっ。
なぜって。
望遠って最悪近づけば大きく写せるじゃないですか。
もし近寄れなくても最悪デジタルズームとかすれば多少解像度は落ちるけど被写体大きくできるし。
でも、超広角ってどう頑張っても他の方法では代用できないんですよ。
そもそも広く写ってないものだから。
この広角レンズは素晴らしいです!
欲を言えばインカメラでこの画角を実現して欲しかった人がいると思います。
僕は自撮りもしないので関係ありませんが、インカメラで自撮りを広角で撮る需要は絶対あると思います。
Pixel3はその点インカメラで超広角の自撮りができるみたいですね。
とにかく超広角の画角は楽しい!
メリットとりあえずこんな感じ!
んじゃ次いきましょう!
ズバリ悪い所!
さぁ、良い所だけじゃ無くて悪い所も知りたいですよね。
というか一番は悪いところの方が知りたいはず。そしてそれが妥協できるかどうか?で買いなのか見送りなのかを判断する人おも多いと思います。
デケぇ…。とにかく画面がでかい
コレはメリットでもあり、デメリットでもあります。
画面サイズが6.39インチ。
これはどう考えてもデカいです。はい。いや、思ったより小さいとかそういうことはないです。
しっかりデカいです。
前回の記事でモナWi-Fiの速度計測を何回かやっているのですが、スクリーンショットをご覧の様にかなり縦長なインターフェースになります。
Chromeで何かを検索するときにステータスバーをタップするのですが
確実に片手では不可能です。
もう両手操作必至という感じです。
画面が大きくて片手操作は不可能なのですが、裏を返せば横画面で動画を見るときは大画面で見やすいんですけどね。
あ、ちなみに大きいですが、重さはあまり気にならないです。
左右の曲面ディスプレイが慣れない
コレは最近の大画面スマホのトレンドなのか、技術力アピールなのかよくわかりませんが、
このHuawei Mate 20 Proはディスプレイ左右の縁が曲面ディスプレイとなっています。
有機ELディスプレイなのでこういうことができるよ。
という技術力アピールだとは思うのですが、僕はこのタイプのディスプレイによる見え方に慣れていないので
いまは違和感を覚えずにはいられません。
まぁきっとそのうち慣れるとは思うのですが…。
光の透過による効果なのか、平面の映像でも曲がって見える様な感じなので
映像を見ていたり、画像を表示したときにどうも違和感を覚えます。
あと、この曲面ディスプレイの最大の塀が、液晶保護フィルム(ガラス)がぴったり作れない。という問題です。
多くのメーカーが販売する液晶保護フィルムや液晶保護ガラスは
基本的に平面部分のみを保護するように作られており、左右の局面ディスプレイ部分は保護フフィルムを貼ることはできません。
今までのスマホHuawei P9 liteは低価格だったので裸族で過ごしていました、さすがに10万円を超える端末なので今回は多少保護しようかと思い色々探していましたが結局曲面は保護できない物が多いんですよね…。
※この問題は解決しました!
内臓スピーカーの音質が良くない
このHuawei Mate 20 Proは一応ステレオスピーカーなのですが、
1個は本体上部の電話するとき耳に直接当たる部分のスピーカー
そしてもう一つはというと…。
実はUSB-Cの接続部から音が出ています。
コレが良いのか悪いのか?というと、あまり良いとは言えないです。
そもそもスピーカー自体の質も良くないのですが、充電中USB-Cを接続していたらどうなのるか?
これはやっぱり出力には邪魔になります。
何せスピーカーの前に障害物があるわけですし。
でもUSB-C接続部のスピーカーは当然スピーカー音量は減りますが
代わりに本体上部のスピーカー音量を上げて対応しているみたいです。
(コレは自動で端末側が制御してくれます。
多少音量は上げてくれるのですが、そもそものスピーカーの音質が良くないのであまり劇的な効果は感じられないなーという感じです。
まとめ
やっぱりメリット→デメリットの順番で評価すると悪い感じで終わりそうですね。
実際にコレは心理学でも応用されるのですが、悪い方(デメリット)は最初に言って、
その後に良い方(メリット)を言った方が購買意欲は上がるみたいですよ。
総評としてですが、、、
結論として買って良かったと思っています!
画面の大きさや画面左右の曲面部は確かに慣れが必要でちょっと苦戦するところではあります。
本田のスピーカーはそもそもあんまり使わないので関係無いかな。という感じ。
これらのデメリット以上に
“動作がサクサク”“Bluetoothが安定する”“電池持ちが素晴らしい”
この3つのメリットが大きいので全然気にならないです。
とりあえず購入後すぐのレビューはこんな感じです。
また使用後1ヶ月とか少し時間が経ってからのレビューを再掲載して
もっと色々な気付きが出てきたら共有したいと思います。